最優秀賞には3学年理数科1名の「マクロファージと棘皮動物の再生」、奨励賞には同
最優秀賞を受賞した研究は、中央予備審査に出品されます。
8月4日(水)、5日(木)、神戸国際展示場で行われたSSH生徒研究発表会にて、3学年理数科2名の生徒が発表した「キチンを用いた医療用素材の研究」が奨励賞を受賞しました。本校の受賞は令和元年度のポスター発表賞、令和2年度の審査委員長賞に続き、3年連続となりました。
スーパーサイエンスハイスクール事業(SSH)は、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を活かした課題研究など、様々な取組を積極的に行うことで、将来のイノベーションの創出を担う科学技術人材を育成するための事業です。
高田高校は平成25年度に文部科学省よりSSHの指定を受け、日本の科学技術の未来を支える人材の育成に取り組んできました。その取組が評価され、令和6年度からV期の事業がスタートしました。
『「第一義」で世界に挑め!〜日本を牽引するイノベーション人材の育成〜』という研究題目を掲げ、 探究型の学習の推進と、科学を用いた国際的な交流の拡大に取り組んでいます。
主体的・対話的で深い学びをとおして、確かな学力、深い思考力、高度な表現力を獲得します。
【内容】
@理数科「SST」「SSU」「SSV」
1年次の「SST」では、課題研究に必要な知識や技能を身に付けるため、理科基礎実験、フィールドワーク、大学の先生等による科学セミナー(講義と実験)、大学等での先端実験講座などを行います。また、数学・物理・化学・生物から選択したテーマでプレ課題研究を行います。そして、上級生の研究を参考にしたり他の先行研究を調べたりしながら、2年次の課題研究に向けて自分たちの研究テーマを考えます。
2年次の「SSU」では、課題研究を行います。研究テーマに対して仮説を立て実験を行い、考察しまとめます。秋には東京で課題研究中間発表会を行います(東京研修発表会)。
3年次の「SSV」では、研究成果を校内外で発表し論文にまとめます。
1年次の「TST」では、探究の基礎的なさまざまなプログラムを実践し、論理的思考力の育成、プレゼンテーションスキルの獲得、問題発見や課題解決能力の向上を目指します。そして、地元企業の方のお話を参考にして地域の課題を見つけ、プレ課題研究を行います。
2年次の「TSU」では、課題研究を行います。社会問題に目を向け、企業の事業内容やイノベーション事例などを研究・調査し、課題を設定し解決策を考えます。秋には東京の企業を訪問し、解決策のプレゼンテーションを行います(東京研修発表会)。
3年次の「TSV」では、研究成果を校内外で発表し論文にまとめます。
現在行っている科学交流を拡大し、学んだ成果を広く海外に発信することで、高度な表現力と国際性を身に付けます。
【内容】
@英語プレゼンテーション力を高める学習
年間を通じて、英語でプレゼンテーションを行います。県内大学の留学生や海外の高校生等との交流会を行います。
A海外研修
希望者を募り、海外の高校、大学、企業を訪問し、現地の高校生と科学を用いた交流を行います。交流校との間でテーマを調整し、共通のテーマについて研究します。現地訪問の際には発表会を開催し、研究成果のプレゼンテーションとディスカッションを行います。
B東京研修英語ディスカッション
東京研修で、外国人留学生と特定のトピックについて英語でディスカッションを行います。
C英語による科学実験
ALTと理科教員が授業内容を検討し、ティーム・ティーチングで英語による科学実験を行います。実験ワークシートやレポートの言語は英語とし、実験指導や質疑応答も英語で行います。
希望者を募り、海外の留学生等が集まる校外の発表会に参加し課題研究の成果を英語で発表します。また、課題研究の成果を英語でまとめて論文集に応募します。
成果 | |
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生物同好会 | ・生物オリンピック予選 優秀賞(H26,H27)、同本戦 敢闘賞(H26) ・日本動物学会大会 優秀賞(H29)、同関東支部大会参加(H28) ・新潟県高等学校文化連盟自然科学専門部研究発表会ポスター発表の部 優秀賞(H29) ・柏崎高校課題研究英語発表会参加(H29) |
化学同好会 | ・SSH生徒研究発表会全国大会 ポスター発表賞(H25) ・新潟県化学インターハイ出場(H28,H29,H30,R元)、敢闘賞(H29,H30)、「最優秀チーム」に選ばれ新潟日報社賞受賞、総合種目第3位、筆記部門第1位、実験総合種目第3位、上級実験種目第2位、敢闘賞(R元) ・化学グランプリ 奨励賞(H27,R元) |
ロボット同好会 | ・WRO JAPAN新潟予選会ミドル競技シニア部門 第1位(H30,R元)、同決勝大会ミドル競技シニア部門 第4位(H30) |
数学オリンピック同好会 | ・日本数学オリンピック予選Bランク(準合格)(R元) |
理数科 課題研究班 |
・日本気象学会ジュニアセッション参加(H29,R元) ・日本地質学会デジタル審査 奨励賞(H29) ・日本学生科学賞新潟県審査 奨励賞(H27,H28,H29,H30)、優秀賞(H30) ・SSH生徒研究発表会全国大会参加(H27,H28,H29,H30,R元)、ポスター発表賞(R元) ・東京理科大学主催坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト 坊っちゃん科学賞(R元) |
〒943-8515
新潟県上越市南城町3丁目5番5号
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*を@に変えて下さい。
TEL | |
代 表 | 025-526-2325 |
副校長・教頭 | 025-526-2323 |
1 学 年 | 025-526-2317 |
2 学 年 | 025-526-2318 |
3 学 年 | 025-526-2319 |
進路指導室 | 025-526-2412 |
Fax | 025-523-0825 |